初めての株主優待到着と東証一部昇格狙いの難しさ
私はまだ株式投資を始めて1年にも満たない超初心者です(^^;)
先日、初めて株主優待であるクオカードが届きました!
この銘柄は昨年、株式投資を始めて間もない頃に「東証一部昇格」を期待して購入しました。
そして今月、晴れて東証一部昇格したのですが・・・。
なかなか厳しい結果に(>_<)
今回は反省も踏まえ、記事にしました。
東証一部昇格狙いの投資法とは
東証二部の企業が東証一部に昇格することは株価にとって好材料になることが多いです。
「東証一部昇格にしたことにより注目されて買われやすくなる」
「東証一部のTOPIXに組み入れられるのでファンドが買ってくる」
などですね。
東証一部に昇格するには一定の基準があります。
例えば「株主数2200人以上」とかです。
東証一部昇格を目指している企業はこれらの基準で自社が満たしていないものに対し、当然ながら対策を行います。
先述した株主数であれば、株主優待を新設して株主を増やす施策を打ちます。
言わば株主優待の新設は「東証一部昇格」の一つのシグナルになるケースもあるのです。
こうした企業の動向を見逃さず、東証一部昇格しそうな企業を先回りして仕込むのが「東証一部昇格狙い投資法」です。
私はこの本で勉強しました。
ネットで「東証一部昇格狙い」ググっても色々情報が落ちてます。
私が行った東証一部昇格狙いの結果は・・・
現在は含み損中です(>_<)
銘柄はこちら
4082
第一稀元素化学工業
株価:1163円(2018年6月22日時点)
東証一部昇格のニュースが流れた翌日は確かに株価が上がりましたがその後はもみ合いです。
そして現在の株価は私が勝った時に比べ低いです・・・。
「東証一部昇格」を達成した暁にはそれなりに含み益になると期待していたのですが考えが甘かったです。
この銘柄はまだ売っていませんが、反省と今後の投資に活かすために経緯を振り返りたいと思います。
買いを決めた経緯
押し目と思ったが・・・
私が第一稀元素化学工業に注目したのは昨年の10月頃。
この会社は「ペロブスカイト」という太陽電池を手掛けており、この技術を考案した方がノーベル賞候補になったことで株価が急上昇。
一時は1800円台まで上がり、少しずつ下げている最中でした。
そしてこの頃から「東証一部昇格を狙っている」という情報は初心者の私の耳に入るくらい有名でした。
私は下げ止まるタイミングを確認し1535円でINしました。
この時点でPERもそんなに高くなかったので割安だと思ってましたが、過去を見ると1500円台でも充分、株価は上がってました(^^;)
まぁ、上昇トレンドの押し目と言えなくはないですが。
最初こそ順調でした
ここから数週間で1600円台まで上がり、まずまずと思いました。
ここで東証一部昇格が決まったら2000円台もいけるかも・・・。
そんな夢を抱いてましたが、私が購入後初めての四半期決算で微妙な結果。
増収減益です。
決算は少し良い程度でも売られることが多いので、この微妙な決算では株価は大きく下がり1300~1400円代になりました。
それでもそこからじわじわ挽回して、今年1月頃にやっと1500円台に戻ったと思えば2,3月の暴落で一時は1000円を切るところまで下がりました・・・。
東証一部昇格が決定したが・・・
東証一部昇格のニュースが流れて3桁は免れましたが、やっと1200円台に届くかどうかという感じです(^^;)
一部への組み入れが始まる7/30頃までは少し様子を見ようと思います。
これからの戦略
さて購入時の目標の「東証一部昇格」果たしました。
これからこの株をどうするかを考える必要があります。
- 売却して他の有望銘柄に乗り換える
- 暫く保有する
当然ながらこのどちらかです。
売却すると3~4万円程度の損失になります(>_<)
手痛いですが、仕方ありません。
また、現物保有なので長期で持つことは全然問題ないので将来的にも上がる見込みがあればこのまま握っておくのも手です。
この銘柄の良し悪しを判断する必要がありますね。
この銘柄はネットで調べる限りでは賛否が別れてます。
- 同業種の水準としては株価はまだ安い
- 地味だが良い技術を持った会社
- 買い残が多すぎる
- 今後、増資の可能性もある
7月30日までに自分なりに考え、判断したいと思います。
おわりに
第一稀元素化学工業が優待新設を発表した昨年の3月時点では株価は900円台だったのでその頃、買えば含み益になっていました。
なので今回は過去の株価を十分に顧みずに割高で買ってしまったのが反省点です。
昇格狙いの投資法は今後も試したいと思ってるのでこの反省を活かしたいと思います。
また今回のクオカードは2000円分あるので株の本を買って勉強しようと思います(^^)